皮膚炎 慢性の蕁麻疹 全身が紅く 痒みも酷い状態が続きの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
80歳 女性
3年ほど前から皮膚炎で病院からステロイドを処方されていました。
慢性の蕁麻疹もあり、痒くてたまらないそうです。
全身が紅く、痒みも酷い状態が続き、漢方薬で体質を変えて治したいといわれました。
胃腸も弱く胃痛が良く起きるそうです。
頭皮がかなり痒く、背中に湿疹ができやすいそうです。
暑くなると痒くなったり、出血することもあるそうです。
病院では、アンテベート、ビーソフテン、ニゾラール、リドメックスなどが処方されているようです。
中国医学的に『血熱旺盛』、『湿熱食積』の状態です。
体の中の熱毒素を体の外へ排泄していく漢方を中心に消化不慮を起こさせない物をお渡ししました。
1ヶ月ほどして、赤みが少しずつ減ってきて、ジュクジュクする範囲も減ってきているようです。
2ヶ月ほどして体の炎症、湿疹はだいぶ良くなり、頭皮は痒くなることがあるそうです。
3ヶ月ほどして、以前のような真っ赤になって我慢できなくなるくらい痒くなることも減ってきているそうです。
体調も良くなり、続けて頂いております。
中国医学の考え方は皮膚炎は体の中から出てきます。
そのため、外用のステロイドを長期間塗りたくっても、根本的には良くならず、皮膚が苔癬化(像の皮膚のようにゴワゴワ)してきます。
こうなりますと、元の綺麗な皮膚に戻していくまで、漢方薬でも年単位になると思います。
赤み、ジュクツキ、痒みが酷い時は一時的にステロイドを使用することも一つの方法ですが、長期間塗りすぎることで逆に皮膚が弱くなりすぎて悪化される方もいらっしゃいます。
まずは、毎日の食生活を改めていく必要があると思います。
甘い物、脂っこい物、刺激物、味の濃い物の摂りすぎは胃腸に負担がかかり、皮膚に新たな湿疹、ジュクツキ、炎症を生み出します。
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症は漢方薬で多くの方が良くなられております。
いろいろ試してうまくいかない方は、是非、ご相談くださいね。
多くの方が相談して良かったといっていただいております。
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